2018-01-01から1年間の記事一覧

良いお年をお迎えください。 - 中島みゆき「愛から遠く離れて」

昔から占いは信じる方で、 今は水晶玉子さんのオリエンタル占いを かなり参考にして過ごしています。 この占いは、 生年月日によって全27宿に分けられ、 基本的な性格や、年ごとの運勢がわかります。 書籍を買うと、その年の大きな運勢の流れから、 月単位、…

もっと昔にもあるのかもしれない。思い出せないだけで。 - 谷山浩子「初恋の頃」

恋歌口ずさみ委員会の記事で、 高校生の頃の初恋を 文章にしたと書きました。 長いこと、あれが初恋だと 思っていましたが、ふと、 実はあれが初恋なんじゃなかろうか という、もっと昔のことを思い出しました。 私は小学生のころ、週1で 水泳教室に通って…

「タメ」が歌から消えた日

今日は、母親との会話が だいぶ盛り上がりました。 「この前、僕が歌うの聴いてて 若い人はタメて歌わない、 みたいなこと言ってたけど、 例えばどんな感じ?」 「うーん…拍の通りに歌わないで 声に感情が乗る感じかな。」 「タメすぎる歌手って誰?」 「え…

突っ込んだ話 後編 - 中島みゆき「おだやかな時代」

私の仕事のストレスに端を発して、 上司と突っ込んだ話をした件で、 もう一つ気になる話がありました。 我々の部署は5年目以下の社員が結構いて、 若手の頭数は多い方です。 ただ、課長クラス以上の方々としては ある程度まとまった仕事を ポンと任せられる…

突っ込んだ話 前編 - 谷山浩子「カタツムリを追いかけて」

私の本業はSE(システムエンジニア) なんですが、先日、客と自社側、 双方への不満が臨界点を超え、 上司にその思いをぶつける機会をもらいました。 正直、自分の考えは半分くらいしか 伝えられなかったなぁという感触でしたが、 上司の考えは知ることがで…

紅の豚 - 加藤登紀子「時には昔の話を」

マダム・ジーナになりたい。 スタジオジブリ作品のなかで、 一番好きなものは、と訊かれたら、 昔から「紅の豚」と答えて来ました。 「カッコイイとは、こういうことさ。」 とは、糸井重里さんが「紅の豚」につけた キャッチコピーであり、 それはもちろんポ…

恋歌口ずさみ委員会 - 中島みゆき「どこにいても」

自分の幼い頃のビデオをみると、 とにかくひたすら歌っています。 たまに自作の即興ソングだったりします。 あまり他人の幼児期のビデオを 観る機会はありませんが、 妹は確か、ビデオの中で一度も 歌っていないので、 きっと普通ではないのでしょう。 母の…

誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに - 中島みゆき「野ウサギのように」

恋というものは、人によって千差万別、 また同じ人のする恋でも、その時々で 入れ込み具合など、違うことと思います。 私は時たま、 ものすごく嵌まり込む 片想いってのをやらかします。 で、そういう時はたいてい、 相手の男に影響を受けて、 何かを新しく…

うなされ続ける時代 - 中島みゆき「ベッドルーム」

「ラジオ瀬尾さん」という ネットラジオ番組を、 このところ聴いています。 中島みゆきさんのプロデューサーであり、 アレンジャーでもある瀬尾一三さんは、 様々な著名アーティストの曲を アレンジして来た大御所です。 そんな瀬尾さんの行きつけの カフェ…

想いを昇華する痛みに - 谷山浩子「花時計」

谷山浩子の花時計という歌が好きです。 花王提供「母と子の教育フィルム」の 主題歌になった歌だそうで、 少女が大人へと成長していく様子を シンプルな歌詞と優しい曲調にまとめた、 本当に素晴らしい歌です。 今回は、がっつりと歌詞を追う形で 進めていき…

そこはかとなく書きつくれば - 中島みゆき「愛と云わないラブレター」

唐突ですが、高校の卒業文集に どんなことを書いたか、 おぼえていますか? 私は自由な校風の私立高校出身で、 卒業文集はテーマなしの自由演技でした。 そこで、学校生活の中での 出来事をピックアップして、 そこに合う中島みゆきさんの曲を 一曲ずつ選び…

10月は大掃除の季節

10月に入ってから、毎週末、 大掃除に勤しんでおります。 何年か前から、 秋に大掃除やるぞ! と意気込んでいたのですが、 その時になると忘れてしまったり、 自分の中で優先度が高まらなかったりして、 結局冬になってしまってました。 60平米程度の実家暮…

宙吊りの旅人 - 中島みゆき「Tourist」

初めて一人旅をしたのは、 大学3年生の春先でした。 行先は、気仙沼。 東日本大震災の被害が、 甚大だった地域の一つです。 ボランティアではありません。 僕はそんな殊勝な人間ではないのです。 とにかく、TVだけで見ていた惨状を、 自分の目で確かめるこ…